相談可能な支援機関・支援人材
労働者(患者)が利用できる支援機関
医療機関
がん診療連携拠点病院等
がん医療の均てん化等を目的に整備が進められてきた病院であり、院内に設置されているがん相談支援センターでは、就労に関する相談支援を行っている。必要に応じて、産業保健総合支援センターやハローワーク等と連携し、相談への対応を行う。
肝疾患診療連携拠点病院
肝炎患者等が、居住地域にかかわらず適切な肝炎医療を受けられるよう、地域の特性に応じた肝疾患診療体制を構築するため整備が進められてき
た病院であり、肝疾患に係る一般的な医療情報の提供や医療従事者や地域住民を対象とした研修会・講演会の開催や肝疾患に関する相談支援等
を行う。
院内に設置されている肝疾患相談支援センターでは、相談員(医師、看護師等)が患者及び家族等からの相談等に対応するほか、肝炎に関する
情報の収集等を行っている。また、保健師や栄養士を配置し、食事や運動等の日常生活に関する生活指導や情報提供を行う。
難病診療連携拠点病院
難病の患者がどこに暮らしていても、疾病の特性に応じて早期の診断がつき、適切な治療が受けられるようにするために整備された病院であり、難病相談支援センターと連携しながら難病患者への支援を行う。
労災病院、吉備高原医療 リハビリテーションセンター、総合せき損センター、北海道せき損センター
労災病院、吉備高原医療リハビリテーションセンター、総合せき損センター、北海道せき損センター及び労災病院併設の治療就労両立支援センターでは、がん、糖尿病、脳卒中(リハ)、メンタルヘルス等全ての疾病について、休業からの職場復帰や治療と仕事の両立支援を実施している。
労災病院の治療就労両立支援センター
全国9つの労災病院併設の治療就労両立支援センター(東北、東京、関東、横浜、中部、大阪、関西、中国、九州)では、MSWや公認心理師等を配置して、全ての疾病について治療と仕事の両立支援を実施するとともに、先駆的に事例を集積し、両立支援マニュアルの作成・普及を行っている。
就業支援
ハローワーク
ハローワークとがん診療連携拠点病院等が連携してがん患者等に対する就労支援を行う事業を実施している。
がん診療連携拠点病院等の看護師や医療ソーシャルワーカーとハローワークが連携し、病状や通院頻度など、就労に当たって配慮が必要な点等を把握した上で、企業に対して求める人材を紹介しているほか、事業主向けのセミナー等も開催している。
さらに、ハローワークに「難病患者就職サポーター」を配置し、難病相談支援センターをはじめとした地域の関係機関と連携しながら、個々の難病患者の希望や特性、配慮事項等を踏まえたきめ細かな職業相談・職業紹介及び定着支援等総合的な支援を実施している。
難病相談支援センター
難病の患者が地域で安心して療養しながら暮らしを続けていくことができるよう、難病の患者等に対する相談・支援、地域交流活動の促進及び就労支援等を行う拠点施設であり、難病診療連携拠点病院等、ハローワーク等の就労支援機関などと連携しながら難病患者への支援を行っている。
精神保健福祉センター・保健所
精神保健福祉に関する相談指導、知識の普及等を行っているほか、アルコール、薬物、ギャンブル等の依存症に関する相談指導、心の健康づくり等の事業を実施している。
社会保険労務士会
全国47都道府県の社会保険労務士会では、気軽に安心してご利用できる相談窓口として、総合労働相談所を設置している。病気になられた方の休業、職場復帰や再就職など「治療と仕事の両立支援」に関する様々な相談に専門家である社会保険労務士が対応する。
その他
事業主が利用できる支援機関
産業保健総合支援センター
都道府県の産業保健総合支援センター(さんぽセンター)において、治療と仕事の両立支援のための専門の相談員を配置し、以下のような支援を行っている。
- 事業者等に対する啓発セミナー
- 産業医、産業保健スタッフ、人事労務担当者等に対する専門的研修
- 関係者からの相談対応
- 両立支援に取り組む事業場への個別訪問指導
- 患者(労働者)と事業者の間の調整支援等
ハローワーク
ハローワークとがん診療連携拠点病院等が連携してがん患者等に対する就労支援を行う事業を実施している。
がん診療連携拠点病院等の看護師や医療ソーシャルワーカーとハローワークが連携し、病状や通院頻度など、就労に当たって配慮が必要な点等を把握した上で、企業に対して求める人材を紹介しているほか、事業主向けのセミナー等も開催している。
さらに、ハローワークに「難病患者就職サポーター」を配置し、難病相談支援センターをはじめとした地域の関係機関と連携しながら、個々の難病患者の希望や特性、配慮事項等を踏まえたきめ細かな職業相談・職業紹介及び定着支援等総合的な支援を実施している。
障害者就業・生活支援センター
障害者の職業生活における自立を図るため、雇用、保健、福祉、教育等の関係機関との連携の下、障害者の身近な地域において就業面及び生活面における一体的な支援を行っている。
地域障害者職業センター
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構により各都道府県に1か所(そのほか支所5か所)設置・運営されている地域障害者職業センターでは、専門職の「障害者職業カウンセラー」を配置し、障害者一人ひとりのニーズに応じて、職業評価、職業指導、職業準備訓練及び職場適応援助等の各種の職業リハビリテーションを実施するとともに、事業主に対して、雇用管理に関する専門的な助言その他の支援を実施している。加えて、地域の関係機関に対して、職業リハビリテーションに関する助言・援助等を実施している。
社会保険労務士会
全国47都道府県の社会保険労務士会では、気軽に安心してご利用できる相談窓口として、総合労働相談所を設置している。病気になられた方の休業、職場復帰や再就職など「治療と仕事の両立支援」に関する様々な相談に専門家である社会保険労務士が対応する。
その他
地方公共団体、地方公務員の方の相談窓口
地方公共団体(人事担当課等)
(勤務条件・休暇制度等に関する相談)
総務省自治行政局公務員部公務員課(公務員第4係)TEL 03-5253-5542
(健康確保等に関する相談)
総務省自治行政局公務員部安全厚生推進室(安全厚生係)TEL 03-5253-5560
地方公務員
(個別調整支援に関する相談)
所属している地方公共団体の人事担当課
(苦情等)
地方公共団体に設置されている人事委員会又は公平委員会
船員の方の相談窓口
国土交通省海事局船員政策課労働環境対策室安全衛生係
電話:03-5253-8111(内線45-146,45-144)
活用可能な支援人材
両立支援コーディネーター
両立支援コーディネーターは、支援対象者が治療と仕事を両立できるよう、それぞれの立場に応じた支援の実施、両立支援に関わる関係者との調整※を行います。具体的には、継続的な相談支援を行いつつ、支援対象者の同意を前提として、治療に関する情報や業務に関する情報などを得て、支援対象者の治療や業務の状況に応じた必要な配慮等の情報を整理して本人に提供します。
- 関係者との調整に当たっては、両立支援コーディネーターが支援対象者の代理で交渉を行うものではありません。
活動場所/企業、医療機関、産業保健総合支援センターなどの支援機関
肝疾患
肝炎医療コーディネーター
肝炎医療コーディネーターは、全国の都道府県の身近な地域、職域、医療機関などに配置され、それぞれが所属する領域に応じて必要とされる肝疾患(肝炎や肝硬変、肝がん)に関する基礎的な知識や情報を提供し、肝疾患への理解の浸透、相談に対する助言や相談窓口の案内、肝炎ウイルス検査を受けることや、感染がわかった後の詳しい検査や治療の勧奨、制度の説明や案内なども行っています。
活動場所/拠点病院及び専門医療機関その他の医療機関、保健所及び市町村、検診機関、薬局、障害福祉・介護事業所、民間の企業や団体、医療保険者、患者団体など
難病
難病診療連携コーディネーター
難病診療連携コーディネーターは難病診療連携拠点病院等に配置されており、難病が疑われながらも診断がつかない患者について、難病医療協力病院や一般病院、診療所からの診療連携の相談に応じ、早期に正しい診断が可能な医療機関や難病医療支援ネットワーク等に相談や紹介を行ったり、患者の病気の状態に応じ、緊急時の対応や定期的な診療について調整を行ったうえで、可能な限り身近な医療機関へ相談や紹介を行っています。また、一時的に在宅で介護等を受けることが困難になった在宅の難病の患者等の一時入院先の確保のため、拠点病院等と連絡調整を行うほか、難病診療に携わる医療従事者や難病相談支援センターの就労支援担当職員等に対する研修等を行っています。
活動場所/難病診療連携拠点病院等
難病相談支援員
難病相談支援員は難病支援相談センターに配置されており、各種相談支援(生活情報提供、各種公的手続支援、日常生活支援)や就労支援(難病患者就職サポーターや就労支援担当職員と連携して実施)などを行っています。
活動場所/難病支援相談センター
難病患者就職サポーター
難病患者就職サポーターは、難病相談支援センター等と連携しながら、個々の難病の特性や配慮事項等を踏まえたきめ細やかな就労支援や、在職中に難病を発症した患者の雇用継続支援など、総合的な就労支援を行っています。
活動場所/ハローワークの障害者の専門援助窓口
若年性認知症
若年性認知症支援コーディネーター
若年性認知症支援コーディネーターは、若年性認知症の人のニーズに合った関係機関やサービス担当者との調整役であり、本人や家族の支援をワンストップで行っています。具体的には、適切な専門医療機関への案内と継続的な支援、就労の継続に関する支援、利用できる制度・サービスの情報提供、本人・家族が交流できる居場所づくり支援を行っています。
活動場所/都道府県相談窓口、医療機関
就業支援
就職支援ナビゲーター
就職支援ナビゲーターは、ハローワークに配置されており、がん、肝炎、糖尿病等により、長期療養(経過観察・通院等)が必要な方に対する就職支援を行う専門の相談員です。履歴書・職務経歴書の添削やニーズに応じた求人開拓など、個々の希望や治療状況等を踏まえた職業相談、職業紹介を行っています。
活動場所/ハローワーク