両立支援の取組事例
ヘルスアップチャレンジ・健康事業所宣言に取り組み、治療と仕事の両立を図る
株式会社佐伯建設

人事部メンバーの皆様
- 会社名
- 株式会社佐伯建設
- 所在地
- 大分県大分市中島西3丁目5番1号
- 事業内容
- 土木工事業、建築工事業、大工工事業、左官工事業、解体工事業など
- 設立
- 1959年4月
- 従業員数
- 269名 (2024年12月現在)
- 平均年齢
- 52歳 /男女比 男性7:女性3
- 産業保健スタッフ
- 2名
佐伯建設は、1917年の創業以来、地域に根ざした総合建設業として、医療福祉施設や社寺伝統建築など多岐にわたる建築物の施工に携わってまいりました。長年培ってきた「佐伯基準の技術力」を駆使し、お客様にご満足いただける建物づくりを実現しています。また、道路・トンネル・橋梁・上下水道・ダム・河川・港湾など、人々の生活を支える土木工事にも注力し、近年頻発する災害への迅速な復旧対応や、暮らしを守る強靭化工事にも積極的に取り組んでいます。さらに、総合建設業のノウハウを活かしたリフォーム事業も展開し、お客様の多様なニーズに応える体制を整えています。
当社では、治療が必要な労働者に対し、以前から休職制度や傷病手当について説明し、本人の申し出に応じて自然に両立支援を行ってきました。こうした対応は、従業員一人ひとりの状況に寄り添いながら進められてきました。さらに、ストレスチェック制度の導入や健康経営の推進を進める中で、これらの取り組みと相互に連携しながら、より継続的かつ体系的に両立支援を実施しています。従業員が安心して治療と仕事を両立できる環境づくりを目指し、支援の充実を図ることで、働き続けられる職場づくりに取り組んでいます。
平成29年より全国土木建築国民健康保険組合が認定する「ヘルスアップチャレンジ・健康事業所宣言」に取り組んでいます。この取り組みの一環として、「治療と職業生活の両立支援」を積極的に推進することを宣言し、社内広報紙や掲示、安全衛生委員会などを通じて、従業員への周知を図っています。従業員が健康を維持しながら安心して働ける環境を整えることが、企業の持続的な成長にもつながると考えています。
労働者本人から相談窓口へ申し出があった場合、衛生管理者・人事担当者・産業医が家族も含めて対応手順を検討し、適切な支援を行います。労働者を中心に、衛生管理者や人事担当者が主治医・産業医と面談し、その内容を上司とも共有する体制を整えています。
また、メンタルヘルス対策と同様に、両立支援制度の周知を日常的に行い、社内ネットワークやストレスチェック実施前のタイミングでも情報提供を強化しています。さらに、管理職に対しては、メンタルヘルス教育の一環として、労働者からの相談を受けた際の対応方法(傾聴、コミュニケーションの重視、プライバシーの保護など)についても周知し、職場全体で支援しやすい環境づくりを推進しています。
重病による長期休養後の労働者に対し、職場復帰を円滑に進めるための支援を行いました。労働者本人や家族、主治医、産業医、職場の上司、さらにはリハビリ先の担当者と密接に連携し、復職に向けた方向を検討し、無事復職することが出来ました。
具体的には、試し出勤制度や短時間勤務制度を活用し、無理のない形で段階的に業務へ復帰できるようサポートを行い、本人の体調や回復状況に応じた柔軟な働き方を可能にし、安心して現場復帰していただきました。
治療と仕事の両立支援に取り組んだことで、従業員が安心して働き続けられる環境が整い、職場全体の健康意識が向上しました。休職や復職に関する制度の明確化により、労働者本人だけでなく、管理職や同僚の理解も深まり、職場の支援体制が強化されました。また、メンタルヘルスや健康経営の推進とも相まって、企業全体の生産性向上や定着率の改善にもつながっています。
今後は、より一層の制度整備と情報発信を進め、支援の充実を図っていきます。特に、管理職や従業員への教育を強化し、より気軽に相談できる環境を整えることで、一人ひとりの状況に応じた柔軟な支援を実現していきます。
取組事例一覧