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厚生労働省

治療と仕事の両立支援ナビ

両立支援の取組事例

相談すればなんとかなる!が生む、
寄り添う想いが力になる会社

株式会社櫻井謙二商店

代表取締役社長 櫻井 公恵 様

会社名
株式会社櫻井謙二商店
所在地
千葉県銚子市長塚町3−651−1
事業内容
スーパーマーケットなどへの加工食品卸売、レストランやホテルなどの業務店向けの業務用食品卸売
設立
1954年3月30日
従業員数
49名  (2024年12月現在)
平均年齢
35.3歳 /男女比 男性6.8:女性3.2
産業保健スタッフ
1名

当社は、スーパーマーケットや小売店向けの加工食品卸売、そしてレストラン、ホテル、ゴルフ場などの業務店向けの業務用食品卸売を手掛けております。新たに事業を開始される方々にも、豊富な商品知識と経験を活かし、最適な商品提案とサポートを提供しております。お客様の多様なニーズに応じて、信頼と品質を第一に考え、地域社会の食文化の発展に貢献しています。

人を使い捨てにしない会社を目指して。

当社は、もともと労働者を大切にする社風を持つ企業です。現代表者の夫ががんを患い、亡くなる2週間前まで同社で働き続けていた姿を見ていたことが、治療と仕事の両立支援に取り組む大きなきっかけとなりました。その後、女性労働者からがんを患ったことを報告された際、本格的に両立支援を進めることを決意しました。

当社では労働者一人ひとりの家庭環境や状況が異なるため、それぞれに応じた柔軟な対応を行っております。過去に支援を受けた労働者が今でも働き続けていることから、社内では「人を使い捨てにしない会社」という意識が自然と醸成されています。こうした個別対応を重視する姿勢が、当社の労働環境の特色となっています。

「会社に相談すれば、なんとかなる」という雰囲気をつくる。

労使間の円滑なコミュニケーションを重視しており、その結果、労働者が「会社に相談すれば、なんとかなる」と感じられる雰囲気を作ることが出来ていると感じます。
このような企業風土が根付いていったことで、病気を理由に退職する労働者はこれまでおりません。個別の事情に寄り添い、柔軟に対応することで、安心して働き続けられる環境を整えています。

例えば、ある女性労働者はがん治療のため休職しましたが、短時間勤務を経てフルタイムで復職し、現在も勤務を続けています。
がんに関する支援事例はこの1件ですが、他の病気や家族の介護など、さまざまなケースにおいて支援を行っています。その結果、定年を65歳としながらも、多くの労働者が再雇用となり、最年長で87歳の労働者まで勤務を継続しています。

健康状態やライフスタイルに応じた柔軟な働き方を提供し、一人ひとりの状況に寄り添ったサポートを行う。また、個別の事情に応じた支援を徹底し、治療や介護と両立できる環境を整備することで、今後も「誰もが働き続けられる職場」を目指し、さらなる環境改善に取り組んでいます。

誰もが働ける社会を目指して、当社も貢献したい。

当社の代表は、厚生労働省の「がん患者・経験者の就労支援のあり方に関する検討会」構成員や国立がん研究センターの委員を務めています。またNPO法人GISTERSの副理事長として、がん患者や家族の声を広げる活動を積極的に行っており、厚生労働省の「がん対策推進企業アクション」においても、同社の取り組みが公表され、がん患者の就労支援に貢献しています。
このような活動も行いながら、誰もが働ける社会になれるよう、より治療と仕事の両立を推進したいと考えております。

取組事例一覧